内容を表示する>>
- ドロッパーシステム -
ブラインド・フィッシングを行なう際に、魚がドライフライに反応するのかニンフフライに反応するのか確かめたいということが良くあります。これを合理的に行なうには、このドロッパーシステムを組むのが最善であり、ニュージーランドでは常套手段となっています。 写真のように、浮力のあるドライフライをインジケーター代わりに使い、フックベンドに60〜80cmのティペットを付けてニンフフライを結びます。こうすれば同時に2つのフライを試すことができ、一石二釣というわけです。 このシステムの副次的効果としては、まずニンフフライが抵抗となりドライフライにドラッグが掛かりにくくなるということが挙げられます。そして、インジケーターがドライフライなので、ニンフを選食する魚を警戒させないということも見逃せません(ニンフフライより先行して流れる派手な色のインジケーターを見て逃げる魚も多くいます)。 ラフ・ウォーターでは、ロイヤルウルフ#10-12とヘヤーズイヤー#10-12の組み合わせが、緩い流れではアダムス(パラシュート)#14と各種ニンフフライ#16-18の組み合わせが基本となります。経験上、ニンフフライへのヒットが7割以上なので、ドライフライが"スッ"と消えたらフッキングしてください。
【PR】VANISH Revolution(バニッシュ レボリューション) 150m
|