ニュージーランド南島は一般的に以下のとおり6つの地域に分類され、それぞれ気候風土が異なります。各地域の特徴を理解しておくと、釣行計画を練る際にも大いに役立つでしょう。南半球にあるわけですから、日本と違って北へ行くほど温暖な気候になります。 大まかに言って、西部は高山があり多雨で森が多く、人口密度は低いのが特徴。雄大な大自然に圧倒されます。一方、東部は平野が多く少雨で街も多く、人口密度は高いのが特徴です。牧歌的な雰囲気が漂っています。 なお、このサイトの趣旨に従い、フライフィッシングに主眼を置いた紹介をしています。
滞在期間が1週間程度なら、クライストチャーチ(Christchurch)を出発する前に各地域の天気予報を入念に調べ、それから旅程を決めるべきです。航空券を購入した時に行先を決めるべきではありません! 雨続きのウェスト・コーストへ出かけても水量が多過ぎて釣りにならないでしょうし、連日夏日のオタゴへ行ったら暑さに参ってしまうでしょう。旅程を自由に決められるのがツアーフィッシングにはない大きなメリットなのですから、滞在期間が短いほど条件の良い地域を目指すべきだと思います。 しかし、「年末年始に新婚旅行を兼ねて・・・」という場合は宿を確保することが障壁となるでしょう。宿の確保を優先する場合は、その地域の天気の良し悪しは時の運と割り切ることが必要になるかも知れません。「晴れた風が弱い日にジンクリアーの川でロッドを振って・・・」とイメージするのは自由ですが、そのとおりになる確率は100%ではありません。 その天気予報ですが、インターネットはもちろん、新聞や各地のビジター・インフォメーション(Visitor Information)で知ることができます。テレビの天気予報は主要な街のみで、あっという間に終わります(涙)。
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