「ニュージーランドは1日の中に四季がある。」と表現されることもあるとおり、基本的には"何でもアリ"です。真夏にあたる2月でも、朝はフリースで日中は半袖というのはごく普通。また、短期間で大きな気温変動があるのは珍しいことではありません。 4月にサウスランド(Southland)へ行った際には、初日は長袖では汗ばむくらいだったのに、3日後にはアラレが降り完全防寒で釣りました。さすがにフィッシング・シーズン中はニットキャップと厚手のダウンジャケットが必要になるほどにはなりませんが、ある程度の防寒対策は絶対に必要です。 MetService.comでは詳細な気象情報を提供していますから、訪れる予定の地域の天気と過去の気象データを事前に確認しておくことをオススメします。近年になって登場したスマートフォン用アプリの活用も良いでしょう。 季節を問わず全天候に対応できる装備は必要不可欠。「ニュージーランドは温暖で・・・」はウソです! 寒い時は寒い!
現地でのアウトドア関連品は品数が少ない上に高額なので、日本から全て持参することをオススメします。為替レートが悪ければ、不満の残る買い物をすることになるでしょう。特に小柄の方や女性は、合うサイズの服や靴を簡単には見つけられないはずです。頻繁に洗濯をすれば、衣類は減らせます。なお、モーテル(Motel)に宿泊するなら寝袋と調理道具は不要です。
日本のように、街へ行けば欲しいものがすぐに揃うということはありません。必要な物は全て日本から持参するべきですが、万一、不足品があった場合には南島最大の都市クライストチャーチ(Christchurch)で購入してから地方へ出発しましょう。クライストチャーチで入手できないものは、地方ではまず入手できません。 渡航前にリストを作り、小物も含めて忘れ物がないようにしたいものです。現地で後悔しないよう、準備には相応の時間を掛けましょう。滞在日数が少ない方ほど、現地での買い物に時間を費やすのは大きなデメリットとなるはずです。もちろん、食料品や日用品は現地調達でOKです。
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