内容を表示する>>
- ウェーディングの是非 -
川でのフライフィッシングにウェーディングは付きものですが、天才級のブラウンと対戦する際には、むやみに川へ入らない方が良い場合が少なくありません。 プレッシャーが高い川に棲む大物は、まるでアングラーの接近ルートやキャスティング位置を最初から分かっているかのような行動をとります。水音を立てずに魚の死角からキャスティングしやすい場所へ入っただけで、ライズを止めて川底へ沈む・・・こういった行動パターンです。つまりは、キャストすらさせてもらえないという屈辱を味わうことになるのです。どうやってこちらの存在を感知しているのでしょう? 尾に第3の目があるかのようです。
キャスティングができ、フライが魚に届く距離まで接近できるのなら、できるだけウェーディングしないというのも1つの重要なテクニックです。特に緩い流れでライズする60cmオーバーと対戦する際には、焦らずに慎重なアプローチを心掛けましょう。
|