
【スペント カディス】 #16-18 ディアヘアーカディスを使うような状況であるにも関わらず、全く反応しない。かといって、ピューパを捕食しているような派手なライズもしない。もちろん、メイフライを選食しているわけでもない。それでいて、静かなライズリングは確認できる。一体、何に対してライズしているのか?・・・そんな難解なライズに出くわしたら、このフライの出番です。 ディアヘアーカディス以上に「ペチャ。」とだらしなく水面に張り付くように浮かせる必要があり、シルエットは扁平にすることが大切です。"両翅が水面に張り付いて飛び去ることができない個体"のイメージです。もちろん、色調はディアヘアーカディスと同様で構いません。 使用頻度は決して高くはないものの、スプリングクリークなどでは切り札となり得るフライだけに、無視できない存在です。華やかさがないフライだからといって用意しないと、難解なライズの前に屈することになりますから、フライボックスの隅に数本は忍ばせておくことをオススメします。"フライは見かけによらぬもの"を実感できるフライです。
【PR】メッツ キンキージーロン

|