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- フライ・タイイング -
長期滞在するのなら、やはりタイイングセットを持参した方が合理的です。日本にいるうちには、どうしても餌生物の実物を観察することができませんから、何百本フライを巻いて行ったところで完璧なラインナップにすることはできません。 このサイトでもいくつかのパターンを紹介していますが、やはりフライを見てフライを巻くよりも、実物を見てフライを巻く方が理に適っています。特にイマージャーフライは自作するのが最善で、ストマック・ポンプを持参し胃内容物を調べたり熱帯魚用ネットを使って流下物を採取するのが、面倒なようでも結局は1番の近道です。 一方、有名なスタンダードパターンは現地でも入手可能です。よって、準備時間が限られているのなら、スタンダードパターンは既製品で済ませ、購入できないパターンは自作するという発想も必要でしょう。 なお、使用するフックですが、2X Fineまで細軸にすると魚に伸ばされる(または折られる)ので、実用に耐えません。イマージャーフライでも1X Fineとし、強度を考慮してください。ちなみにTMC900BL#10を、50cm程度のレインボーに真っ直ぐ伸ばされた経験もあります。
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