- 釣り場での落とし物 -
駐車場所から入渓点まで５km歩く必要がある川へ行った時のことです。努力が実って、川原に降りると足跡ナシ！ これで爆釣は約束されたも同然と思ったのですが、４km釣り上がって、まさかのボウズ・・・。失意のままトボトボと駐車場所へ戻りました。
「はあ〜、やれやれ。別の川で夕方だけ釣ってみるか。」と思ってウェーダーを脱ぐと、ベルトに通していたはずのデジカメがない！ 一瞬、「これは夢か？」と思いました。
必死にその日の行動を振り返り、落とした場所を考えると・・・帰り道にトイレ休憩した所しか思い当たりません。そしてその場所は、あろうことか退渓点からそう遠くなかったような・・・。ベストなど不要なものをクルマに積み、軽食を摂ってから、意を決して帰って来た道を逆戻り。遠くまで見通せる平原だっただけに、なかなか景色が変わらない中をひたすら歩き続け、遂にデジカメを見つけることができました。既に夕方になっていたので、トンボ返りでクルマへと・・・。何とか日没前に到着することができました。
この日、歩いた距離は結局22km！ そしてボウズ。自身のマヌケさを恨まずにはいられませんでした。骨折り損のくたびれ儲けとは、まさにこのこと。私と同じ思いをしないで済むよう、こまめに忘れ物がないかを確認しましょう！
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