
- スプリング・クリーク攻略 -
どこまでも透き通った清らかな流れに、青々とした藻がたなびく・・・フライフィッシャーなら誰もが憧れる理想的な流れです。川岸に腰をおろし、キラキラと輝く水面を眺めているだけで、幸せな気持ちになるでしょう。そこで静かなライズでも起ころうものなら・・・。
しかし、いざ魚を手にしようとすれば、事はそう簡単には運びません。魚の偏差値が、とてつもなく高いからです。その攻略には、ロングリーダーやCDCパターンなど使うモノに関心が行きがちですが、実釣においては"魚に見つからないこと"・・・コレが最も大切です。
地味なウェアを来て、ロッドは下げたまま中腰で至極ゆっくりと川岸を上がりつつ、揺れる藻と魚を区別して魚影を探す・・・なかなか骨が折れますが、こうでもしないと勝負させてもらえません。リラックスした様子の魚を射程圏内に捉えられるかどうか? ニンジャ・ストーキングの出来が、勝敗を大きく左右します。フライパターン云々は、それからの話なのです。

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