- 山間部の川へのアクセス -
牧場もなく山と川だけの釣り場も、もちろんあります。そうした川には多くの場合、川沿いにトランパー(Tramper)用の遊歩道(登山道)があるのですが、それを利用できます。パブリック・アクセスですから、気兼ねなく川へ行くことができます。ニュージーランドではトランピング(トレッキング)が非常に盛んなので、遊歩道入口には駐車場や簡易トイレ(Loo)、案内板などが設置されています。夏のフィヨルドランド(Fiordland)では、多くのトランパーに出会うことでしょう。若者の多さにも驚くはずです。 なお、山間部の川へ行く際には、事前に天気予報を確認しておくのはもちろんのこと、自分の技術や体力も考えた計画を立ててください。詳細地図とコンパスの他、水や食料(非常食を含む)などを用意し、慎重な行動を心がけましょう。もし、日帰りはせずに山小屋(DOC Hut)に泊まるのなら事前に利用券の購入が必要で、寝袋などの装備を追加する必要があります。 どんなに山奥へ行ってもクマや毒ヘビはいませんが、知識・経験・体力・装備が未熟なままでの思いつきの単独釣行は無謀とも言えますから、本格的に釣りたい場合には、フィッシング・ガイドを雇った方が無難です。New Zealand Tramperも参考としてください。
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