- 一般的なアクセス方法 -
ニュージーランド南島では、山奥の川を除くと牧場(=私有地)内を流れる川がほとんどです。よって、まず牧場主の家を訪ねて牧場内に入る許可をもらい、それから川へ入るのがマナーとなっています。しかし、実際には牧場主の家がどこにあるのか直ぐには分かりませんし、仮に分かったとしても在宅かどうかは行ってみないと分からず、早朝の訪問はかえって迷惑になります。 経験上、見える範囲に家がなく、かつ牧場内に家畜がおらず、ゲートや柵に注意書きがなければ、勝手に牧場を横切って川に入ることは黙認されています(何しろ誰にも会わないことがほとんどですから)。この他、橋や道路の行き止まりから川へ入ることもできます。 しかし、フィッシング・ガイドブックに「事前に牧場主から許可を得てください。」と書いてある川の場合は、それに従うべきでしょう。また、柵などに"私有地(PRIVATE PROPATY)"の文字があれば、牧場主の家を探す姿勢は必要になります。こういった場合は、地元の宿泊施設のオーナーが手助けしてくれるでしょう。なお、家を訪ねる際には最初から釣りの格好をして行けば、言葉が通じなくても相手はあなたの目的が一目で分かるでしょう。留守の場合に備えて、メモの用意もしておけば万全です。 経験上、9割以上の確率でOKしてくれますから、緊張せずに訪問してみてください。また、川で牧場主に会ったとしても謙虚な態度で接すれば、問題にはなりません。ライフルを向けられるなんてことはありませんからご安心を。
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