- 荷物検査を最速でパスするには -

　フライフィッシャーが注意すべき荷物は、ウェーダー、ウェーディング・ブーツ、フィッシング・ベスト、ランディング・ネット、天然マテリアルの５つです。これらの状態により荷物検査の時間は大きく変わります。
　検査時間を短縮するためのキーワードは"一目瞭然"です。事前にそれらをキレイにしておくことは当然として、釣り具は可能な限り透明な袋やケースに入れ、入れ物から取り出さなくても係員が目視でチェックできるようにしておくことがコツです。「これは何ですか？」と聞かれる手間をこちらが省くということです。私は"FLY FISHING ROD"など、特に書く必要はないものにも書いていました。英語が苦手な方は、こうして先手を打っておくと良いでしょう。
　そして、ウェーダー類の持ち込みの際に特に効果を発揮するのは、ディディモ(Didymo)関連のリーフレットをプリントアウトしたもの。コレを一緒に入れておくと、「おっ、分かってるじゃないかキミ！」という雰囲気になり、すんなりパスします。「私は、"CHECK,CLEAN,DRY"を実践しています！」というアピールが肝心で、主要な釣り具の状態が良ければ、全てチェックされないのが普通です。洗浄（洗濯）と完全乾燥を済ませてから荷造りしましょう。
　オークランド(Auckland)でクライストチャーチ(Christchurch)行きに乗り継ぎする際、オークランド空港で荷物検査を受けることがあります。乗り継ぎ時間が短い場合、検査に余計な時間を取られるのは避けたいところです。現地で慌てないためにも、準備万端で荷造りしておきましょう。