ニュージーランド南島 格安っ! フライフィッシング釣行術

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エトセトラ

- 歩行距離と釣果は比例するのか? -

 道路から近い場所は釣れず、道路から離れれば離れるほど釣れる・・・日本の感覚ではそうです。きっと努力は報われる・・・ニュージーランドでも同じだと信じ、パラダイスを求めて黙々と歩くわけですが・・・。。
 私はトレッキングも好きなので、一般的なフライフィッシャーよりは歩く方だと思います。「さすがにこの辺りまで来る人間はいないだろう。」と思いつつ、期待を胸にフライを結んで釣り始めると・・・魚がいない! おかしい、パラダイスであるはずなのに・・・。その一方、川へ降りて直ぐに魚を見つけ、「こんなに道路から近いんだから、スレて釣れないだろう。」と思いつつキャストすると一発で釣れたり・・・。道路脇に停めたレンタカーが見える距離で50cmオーバーが3連発なんてこともありました。
 釣りは、変化し続ける複数の要因が複雑に絡み合っているので、そもそも方程式など存在しないのでしょう。しかし、歩きに歩いてようやく辿り着いた場所では、努力に見合った釣果をあげたいわけであり・・・。一方で、100mも歩かないうちに釣れると、何だか得したような気分にもなるわけであり・・・。
 結局のところ、「良く分からない。」という結論になるので、私は魚がいるかいないかも分からない場所へ突き進んでしまうのでしょう。期待とは裏腹にボウズで終わった時には、「川歩きを楽しんだ。」と思うようにしています。実際、ゴミ1つない美しい川を歩くのは楽しいですからね。山奥に缶ビールの空き缶が落ちている日本とは、ココが違います。

Moeraki River

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