ニュージーランド南島 格安っ! フライフィッシング釣行術

はじめに
釣行日程と予算
気候と装備
レンタカーと運転
現地での情報収集
食事と宿泊
地域の特徴
良い川の選び方
川へのアクセス
推奨タックル
推奨フライ
川での釣り方
これには注意!
エトセトラ
お役立ちリンク
作者紹介

エトセトラ

- 完璧なフライ・ラインナップ -

 あらゆる状況に対処できるよう、毎回、多種多様なフライパターンを用意して渡航するわけですが、それで対処できたためしがありません(涙)。回を重ねるごとに死角は減り、完璧なフライ・ラインナップに近づいて行くはずなのですが、実釣ではどういうわけか私のフライボックスにはないサイズと色調の水生昆虫が現れて、どういうわけかブラウンはそれだけを捕食するのです!
 日本でタイイングしている時には、「このパターンで爆釣したら、旅の後半で足りなくなるんじゃないか?」と不安になって多めに巻き、「想定外の状況に備えて、他のパターンも巻いた方がいいんじゃないか?」と不安になっていろいろ巻く・・・それでも「もしかして、また同じようなことが・・・」と不安を抱えつつ機内の人になる・・・毎回こうなります。
 そして、実釣で不安は現実のものとなり、「こんなヤツ(=水生昆虫)、初めて見たよ!」という口から出て来た文句は、流れに揉まれて下流へ流されて行きます。当然、私のフライも、何事もなく下流へ流されて行きます(再び涙)。大物ブラウンを前にしてタイイングに費やした膨大な時間を振り返り、「やれるだけのことはやった。コレでは釣れないという事実も収穫だ。」と自分自身に言い聞かせるしか、その場でできることはありません。
 一向に完璧とならない私のフライ・ラインナップ。いつ完璧になるのか、全く見通しが立ちません(涙)。私のフライ"だけ"を拒絶するブラウンは相手にしないというテもありますが、本物をパクパクと捕食している様子を見ると、簡単には割り切れないわけであり・・・。そして、「次こそは見てろよ。」と捨てゼリフを吐いて川を後にし、帰国後には"あの時"を思い返して新たなパターンを巻くことになるわけです。それで釣れる確証もないままに・・・。

Flyboxl

エトセトラトップへ戻る

その他

 

ニュージーランド南島 格安っ! フライフィッシング釣行術
サイトマップ